増田のやりたいこと
みんなが繋がる村づくり
経済社会に福祉の考えや制度を組み込むことで、
地域に埋もれた資源を地域の人と共に掘り起こし、
そこに暮らす多様な人たちが
精神的・経済的に相互発展する
コミュニティ型六次化産業に取り組みます。
私が考える「コミュニティ型六次化産業」とは、
単にモノだけに焦点をあてる
従来の六次化ではありません。
それぞれの過程に携わる人の想いや背景
(個性や関係性、歴史や文化、
教育、政治、情報など)
にも寄り添うことで、
顔と顔が見える小さな経済活動を
豊かに循環させる広義の六次化をさします。
福祉を広げ、経済をまわし、教育でつなぐことで、
生産者、加工者、販売者、購入者
みんなが繋がる村のような
ネットワーク創りをめざします。
増田のいるところ
出没範囲
しりしほう
四里四方
遠方のものをわざわざ運んできて消費する生活は、身近にある豊かな地域資源を衰退させることにつながります。身近に行き来できる範囲の人や資源が、地域の中で生かされて循環していく仕組みを作りたいので、大阪の堺を中心に「四里四方」(約16キロ圏内※増田の感覚では車で1時間圏内)を指標としています。
しりしほう
四里四方
遠方のものをわざわざ運んできて消費する生活は、身近にある豊かな地域資源を衰退させることにつながります。身近に行き来できる範囲の人や資源が、地域の中で生かされて循環していく仕組みを作りたいので、大阪の堺を中心に「四里四方」(約16キロ圏内※増田の感覚では車で1時間圏内)を指標としています。
増田からの告白
あなたへの想い
「障がいのある人が暮らしやすい世の中は、
すべての人にとって暮らしやすい」
これは、20年以上
福祉の世界に身を置いてきた私の信念です。
関西エリアは、物的・人的資源、
そして情報や文化といった資源にあふれています。
しかし、それらは残念ながら、
どこかに偏ってしまっていることが多く、
豊かさを傍受できていない人たちがいます。
特に福祉の世界は閉鎖的で、障がいのあるなしで見えない壁が作られ、分断を生んでいます。
しかし、本当は彼らこそ社会の真ん中に
据えるべきではないでしょうか。
社会的弱者といわれる人の視点を
社会構造の根幹に取り入れてこそ、
一人ひとりが大切にされる豊かな社会を
実現できるのではないでしょうか。
決められた枠からはみ出した人たちが
知らず知らずのうちに排除されていく社会ではなく、
障がいのある人たちの働きやすさを念頭に工夫し続けることで、誰にとっても分かりやすく、
働きやすい、優しい社会に繋がると
私は信じています。
これまで、福祉業界だけでなく様々な業種の方と
お逢いし対話を重ねて参りました。
堺市役所の各部署の方、教育関係の方、
ご商売されている方、生産者の方・・・。
皆さんそれぞれに、市民や子ども達、
みんなの未来について
熱い想いを持たれていることを知りました。
福祉の世界だけを見ていた頃は
分かりませんでしたが、立場は違っても、
みんなの胸元には共通する
温かい想いがあると分かったんです。
人生100年と言われる今、
私は折り返し地点を迎えました。
おかげさまで、これまで本当に多くの方から
すばらしいご縁をいただきました。
これを私だけのものにしておくなんて
もったいなさすぎます。
「もっと人や資源を繋げ、広げたい」
という想いが大きくなって、
私は前職(社会福祉法人)を退き、
「福祉」から「地域」に飛び出しました。
でも、私の力だけでは、未来の子ども達に
残したい「豊かで幸せな地域社会」
を創ることはできません。
今、私の想いに共感してくれる人たちが、
それぞれの「個性」や「得意」を活かし、
共に動いてくれています。
同じように、あなたの「個性」や「得意」を
求めている人たちが意外と近くにいるはずです。
私は、そんなご縁をつなぐ(=耕す)ことで、
必要な場所に必要な力を届け、
地域全体を発展させていきたい。
豊かさが循環する社会システムを、
皆さんと一緒に創り続けていきたいのです。