ヤオヨロズヤでは、野菜などの栽培の他に米作りにも力を入れています。
米作りを始めたのは、増田が「堺で育てた米で日本酒を造りたい」と思ったのがきっかけです。
増田自身は米作りは全くの初心者でしたが、同じ地域で無農薬栽培をされているゆにわの里(http://yuniwanosato.com/)の寺田将樹さんや、株式会社オーガニックワン(https://organic1.co.jp/)の鈴木健太郎さんに一から教わりながら始めたのが2019年のことでした。
ヤオヨロズヤのメンバーから田んぼチームを作り、少しずつみんなでノウハウを学びながら、丁寧に育てています。
今日の日本では、有機農業は全体の1%にも満たないと言われています。
農薬を使うことで田んぼの生態系が崩れ、その他の昆虫や鳥などの生き物へと影響を与え続けています。
無農薬栽培に取り組むことは、失われつつある豊かな自然環境を取り戻していくことにも繋がっています。
ヤオヨロズヤの田んぼがあるのは、上神谷(にわだに)と呼ばれいてる地域で、かつては酒米の栽培がとても盛んだったそうです。
その地で、無農薬で栽培した山田錦を使って作っているのが、清酒「金の鳩」です。詳しくは金の鳩のページをご覧ください。
メンバーのみんなが一生懸命育てたお米は、日本酒の他、米飯用や米粉などにしてヤオヨロズヤで販売しています。
金の鳩は、大量生産はできません。作れたお米で1000本作るのがやっとです。毎年の醸造ではなく、1年おきに造るため、一般の酒店などでは流通していません。
ご購入は、ふくのこ(増田酒店)か、醸造していただいている河合酒造(奈良県今井町)さん、または堺市のふるさと納税の返礼品のみとなっております。
ヤオヨロズヤで米作りをしていると、「うちの田んぼも使ってほしい」と、耕作放棄地になっている田んぼについての相談が増えました。
毎年少しずつ面積が増えています。
堺市という都会で、じわじわと無農薬栽培の米作りを増やしています。
無農薬の米作りをしてみたい方、農地を活用したい方は、ぜひふくのこまでご相談ください。農福連携の実践についてもご相談に応じます。
ヤオヨロズヤの米作りの様子は、Instagramで詳しくご覧いただけます。