“つながりから生まれる日本酒”

江戸時代からの伝統製法

かつての酒どころ堺の復刻銘柄


かつての酒どころ
堺市上神谷(にわだに)
障がいのあるメンバーと育てた
無農薬山田錦。
堺・奈良をつなぎ奈良県橿原市の今井町で江戸時代から続く酒蔵「河合酒造」。
日本酒×農×福祉で
醸し出す日本酒「金の鳩」を通じ
今だからこそ大切にしたい人のつながりをつくります。


「堺で育てたお米で、最高の日本酒を造りたい」

かつて酒米の名産地だった大阪府堺・上神谷(にわだに)という地域があります。
「神の郷」と呼ばれたこの地には、今も美しい棚田の風景が広がっています。
粘土層で鉄分をたっぷり含んだ土と、朝夕の寒暖差が大きい地形は、
酒米の栽培に非常に適しています。
江戸時代から明治時代にかけて堺は日本有数の酒どころで、
上神谷(にわだに)の酒米がその産業を支えていました。

人とのご縁や歴史を辿りながら進み、日本最古の国道「竹内街道・横大路」へと導かれ、
1400年の歴史ロマンが詰まった日本酒作りプロジェクトとなりました。

「障がいのあるメンバーとの米作りから得たもの。」

一緒に米作りをしているのは、ヤオヨロズヤという就労支援施設を利用するメンバー達です。
ヤオヨロズヤは、農業、八百屋、カフェ、よろず相談事業をしており、
小さなお子さんからお年寄りまで気軽に遊びに来れる
カフェ兼仕事場スペースを運営しています。

私たちはお米づくりの中で、「障がいのある人」が支援される人ではなく、
その強味を生かして農業分野で活躍し、自信や生きがいを持って
社会とつながりをつくれることをこの日本酒「金の鳩」とともに
メッセージとして社会に届けたいと思います。

「江戸時代から続く奈良県“河合酒造”での酒造り」

プロジェクトに力を貸して下さったのは、奈良県橿原市今井町で
約280年続く蔵元「河合酒造」16代当主の西川暁子社長。

今井町は戦国時代に寺内町として発展し、
江戸時代には” 海の堺 陸の今井”と呼ばれるほど栄えました。
当時は堺と同様に自治権を認められ、諸外国との貿易が盛んだった堺と、
竹内街道・横大路を通じて都市同盟のような繋がりを保っていました。
受け継がれてきた伝統を守り続け、代表銘柄の「出世男」を始め、
人々の暮らしに寄り添う丁寧な日本酒造りをされています。

「堺市で生まれた御新酒“金の鳩”」

銘柄「金の鳩」は、昭和22年まで堺市にあった益田酒造で造られていたお酒です。
江戸時代に創業した益田酒造は、堺区の竹内街道が始まる地点のすぐ近くにありました。
「金の鳩」は明治9年から造られ、百舌鳥八幡宮の御神酒とされたこともあります。
2016年、その曾孫に当たるイタリア在住の益田美穂さんが、
地元堺の歴史や文化を世界に発信していくために
「金の鳩」ラベルのお酒を復活させ、百舌鳥八幡宮にも奉納されました。
堺とご縁の深い「金の鳩」を、堺で育てた米で継承させてもらえないかと、
人伝いに繋いで頂きました。
「金の鳩」の銘柄を受け継がせてもらうことになりました。

会社名株式会社ふくのこ 増田酒店
代表増田靖
設立2019年8月
所在地〒599-8275
大阪府堺市中区東八田416番1
電話番号072-350-5540
080-3865-4510
事業内容社会資源のプロデュース事業、会員事業、お酒の販売
ホームページhttps://fukunoko.net/

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