堺と奈良を繋いで

堺で育てたお米を使って日本酒を造ってくれる酒蔵を探し求めていた時にご縁をいただいたのが、奈良県橿原市今井町にある河合酒造さんです。

若くして先代からこの酒蔵を受け継いだ16代当主の西川暁子社長は、日本酒造りについてど素人の増田の話を聞き、古い伝統を守りながらも、新しい提案を受け入れ、伴走しながら一緒に挑戦してくださいました。

堺と奈良をまたいで日本酒造りに取り組んでみたことで、歴史を紐解くことに繋がり、昔は堺市と今井町は深い結びつきがあったことも分かりました。

それまで地域というものを行政区や市町村の括りで捉えていましたが、もっと視野を広げ、人と人が繋がって行き交うことで生まれてくるものを含めて見つめていきたいと思うようになりました。

全国的に酒蔵の数はどんどん減っています。
江戸時代から伝統的な製法を守り続けてこられた河合酒造さんのことも、堺と繋がって作る金の鳩を通じてより多くの方に知ってもらえるきっかけになっていくと嬉しく思っています。

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